少し前になりますが、5月15日に葵祭りに行ってきました。5月らしい皐月晴れのかなり暑い日でした。
私たちは、今回初めてということで京都御所前の建礼門側の席を予約をし、行列を鑑賞しました。 そもそも、、、 『葵祭は京都三大祭のひとつで、わが国の祭のうち最も優雅で古趣に富んだ祭として知られています。平安朝の優雅な古典行列は路頭の儀(行列)で、勅使をはじめ検非違使、内蔵使、山城使、牛車、風流傘、斎王代など、平安貴族そのままの姿で列をつくり、京都御所を出発します。総勢500余名、馬36頭、牛4頭、牛車2台、輿1台の風雅、の総勢500名以上の風雅な行列が下鴨神社を経て、上賀茂神社へ向かいます。その道のりは約8キロにもおよびます。』京都観光Websiteより引用 さてさて、朝10時半、行列の始まりです。時折、スピーカーごしに男性の解説が入ります。それ以外はいたって静かな行列です。 当時の役人と思われる、男性の行列が続き・・・ 待っていました!牛車です 黒光りする体格の良い牛と、飾りつけれれた車、衣装のコンストラストが美しいです。 実はこの牛さん、今では京都府内では見つけることが困難で毎年県外から選りすぐりの牛が選ばれ、この日のために運ばれるということです。 風流傘です。 一番の盛り上がりである斎王代です。 豪華で鮮やかな十二単に身を包んだ、祭りのヒロインです。 その後、牛車、牛で行列は終わりとなります。 現在では、ほとんど見ることが出来ない平安貴族の伝統と格式を重んじた行列でした。言われる通り、平安絵巻のような優美さでした。それにしても召し物、その他の生地など、色彩や光沢が本当に美しかったです。技術を持った方たちによって伝承されていくことを願ってやみません。 しづしづと進んでいく行列にしばし目を奪われました。
by salasa9582
| 2011-05-30 14:53
| ぶらり
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