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まだ、見ごろではなかった頃の紅葉

2週間ほど前に、まだ早いかなぁとおもいつつ叡山電鉄に乗って鞍馬寺、岩倉実相院、曼殊院門跡へぶらりと行ってきました。今は紅葉が見所になっていますが、やはりこのときはまだ見所手前というところでした。

叡山電鉄は、まるでバスのような2両編成、単線の可愛らしい電車です。
その姿とは裏腹に、紅葉を待ちわびた人で電車は満員状態でした。

出町柳駅から鞍馬寺に向う路線には『もみじのトンネル』という有名な名所があります。
このときはほとんど紅葉していなかったのでベストポジションを確保した私たちには寂しいかぎりでした><。

まずは、鞍馬駅到着で徒歩で鞍馬寺へ。ロープウェーで頂上へは向わずに山麓付近をうろちょろ。空気が澄んでいて爽快です。
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その後、岩倉実相院へ。

叡山電鉄の岩倉駅から徒歩15分の位置にあります。
ここは鎌倉時代に建設された格調高い寺院です。代々、皇室から大きな支援を受けて栄えてきました。また、岩倉具視もここを借りて住んでいました。

彼が密談をしたり、日記を書いたりしていた部屋から望む庭園です。
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美しい庭園です。
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撮影はできませんでしたが、院内が本当に素晴らしいです。
薄暗い室内に、装飾された襖を隔てた庭園があり、そこから緑と日光が差し込み、ぴかぴかに磨かれ艶出しされた木の床に反射して部屋がわずかに光を帯びる様子と、そこから庭園を眺める絵のような景色はまさに陰影礼賛だなぁとしみじみと感じました。

このときは、人で混雑していたので今度ゆっくりと訪れたいものです。

次は、曼殊院門跡へ。

こちらも皇室一門の方々が住職であった格式高い寺院です。延暦年間(728~806年)に最澄が比叡山に創建したものを、1656年に一乗寺に移設したものです。

アクセスは修学院駅から徒歩20分ほどです。バスでも電車でも行きにくい場所にあるのに、人でごった返しておりやや残念。穴場なはずなんだけれど・・・。まぁ有名ですが。

静かに訪れたいところも、観光シーズンに混雑するのはしょうがないことですね。もっと穴場にいかなきゃ。こちらも今の時期の紅葉は見所なのですが、紅葉についてはいまひとつのところでした。でもこちらも整然と美しい庭園ですね。
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敷地を出てから周辺を散策中に、いくつかの真っ赤なもみじを見つけて嬉しくなりました。
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そして、、、どんなに寒くても最後のシメは・・・和パフェ!底冷えしていたこの日は、パフェを食べている人は誰もいませんでした(笑)

立ち寄ったところはというと、でっちん羊羹(竹の皮で包んである平たい羊羹)で有名な『一乗寺中谷』です。
最近は和菓子以外にも斬新な洋菓子にも力を入れているそうで幅広いメニューから選ぶことが出来ます。ランチのカフェメニューもあります。
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さてパフェには、そのでっちん羊羹をはじめ、豆乳プリン、お茶寒天、とうふ羊かん、白玉、アイス類で満たされています。でっちん羊羹は甘すぎず食べやすかったです。ペロリと平らげ、ごちそうさま!

次回は、満開のもみじをレポートできればいいなぁと思います!
by salasa9582 | 2011-12-02 12:25 | ぶらり
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