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近江狐篷庵の晩秋

今度こそ静寂な晩秋を味わおうと、滋賀県長浜市にある小堀遠州の菩提寺、『狐篷庵』へ行ってきました。長浜は遠州の故郷でした。

小堀遠州とは、豊臣秀吉、徳川家康、家光に仕えた茶人であり造園建築に才能を発揮した芸術家、文化人です。京都にも全国にもその美しい庭は健在です。

到着したときから周囲は静かな佇まい。なんて良いお天気で気持ちが良いのでしょう。
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参道に着く前に真っ赤な紅葉がいっぱい。

参道を抜けると、
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苔には沢山の紅葉が落ちています。
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そして、山、海、船等を配した枯山水庭園
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自然の山の起伏を匠に利用した池泉回遊庭園
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この庭自体は遠州が生前作ったものなのか、誰が作ったものなのかわからないそうですが、静寂の中に穏やかさや暖かさを感じました。
いつまでも縁側に座って庭を眺めていたい、そんな気持ちになりました。

帰りには、懐かしのホワイト餃子(千葉県野田市発祥)のお店が近畿で唯一長浜にあるというので寄ってきました。まるで肉まんのような、まんまるで肉厚の皮の餃子は、ここ長浜でも健在でした。
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口の中がやけどしましたが、美味しかったです。ご馳走様でした。
by salasa9582 | 2013-11-28 15:11 | ぶらり
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